LIXILは2026年8月、システムバス「スパージュ」と「リデア」の夏版商品カタログを公開しました。浴室は住宅設備の中でも更新工事の規模が大きく、商品本体だけでなく給水、給湯、排水、換気、電気、断熱など複数の設備が集中する場所です。
スパージュは入浴時の快適性を重視した上位シリーズ、リデアは住宅リフォームでも広く検討されるシリーズです。壁柄、床、浴槽、シャワーなど多くの組み合わせがありますが、既存住宅へ設置する場合は最初に建物寸法を確認します。壁の内法寸法だけではなく、床下高さ、梁、窓位置、入口寸法によって設置可能サイズが変わる場合があります。
特に築年数が経過した住宅では、既存浴室を解体した際に給湯管や排水管の劣化が見つかることがあります。システムバスだけ新しくして古い配管を残すと、数年後の漏水修理で再び浴室周辺を解体する事態になりかねません。可能であれば工事時に配管の材質と状態を確認し、必要部分を更新すると安心です。
また高断熱浴槽や断熱床を選んでも、窓や脱衣室から熱が逃げると浴室全体の寒さは解消しません。島原半島でも山間部や冬季の朝晩は冷え込むため、浴室暖房、窓改修、脱衣室暖房なども合わせて検討する価値があります。商品グレードだけではなく、建物側の断熱と水まわり設備を一体で計画することが、使いやすい浴室改修につながります。