LIXILは2026年5月18日、建材・設備機器のメーカー希望小売価格の一部改定を発表し、水まわり商品について2026年8月3日受注分から順次実施しています。公表された主な改定率は、トイレが平均13%程度、水栓金具が平均8%程度、浴室が平均13%程度、キッチンが平均10%程度、洗面が平均12%程度です。これは各カテゴリーの平均的な改定率であり、すべての商品が一律に同じ割合で変わるという意味ではありません。商品ごとの最新価格はLIXILの最新情報で確認する必要があります。設備工事会社にとって特に注意したいのが、見積もり作成日と実際の発注日の差です。住宅リフォームでは現地調査から商品決定、契約、発注まで数週間から数カ月かかることがあります。価格改定前に作成した見積書を改定後もそのまま利用すると、仕入価格との差が発生する可能性があります。そのため、見積書の有効期限を明確にし、契約前に最新価格と在庫、納期を再確認することが重要です。また、商品価格が上がると代替商品への変更を希望する施主も増える可能性がありますが、便器なら排水方式、水栓なら取付条件、キッチンなら寸法と給排水位置など、単純に価格だけで置き換えられない場合があります。島原市、雲仙市、南島原市、諫早市で水まわり改修を行う際も、商品代、施工費、撤去処分費、配管工事費を分けて提示すると、価格変更の影響を説明しやすくなります。メーカー価格改定の時期には、古いカタログや過去見積もりではなく、発注時点の最新情報を基準にすることが重要です。