水道管から漏水した時、「市役所が家の中まで修理してくれる」と考える人もいますが、宅地内の給水装置は原則として所有者側が管理・修理する設備です。島原市は、宅内で漏水した場合には市水道課では修理できないため、市の指定給水装置工事事業者へ利用者の費用負担で依頼するよう案内しています。

雲仙市も、宅内の給水装置に関する工事・修繕は指定給水装置工事事業者だけが行えるとして、2026年6月時点の事業者一覧を公開しています。水道法改正により指定制度には5年間の更新制が導入されているため、以前利用した業者であっても、現在の指定状況を自治体の最新一覧で確認することが重要です。

漏水時には、最初に止水栓やメーターボックスの元栓を閉め、被害拡大を防ぎます。ただし給湯器、電気温水器などが接続されている場合は、機器側の取扱説明に従う必要があります。道路上や公道部分で漏水を発見した場合は、自治体の水道担当部署へ連絡します。

修理を依頼する際は、原因、交換する部材、工事範囲、概算費用を施工前に確認することが大切です。床や壁を開口する場合は、その復旧費用が水道工事見積りに含まれているかも確認します。また再発時の対応、保証範囲、写真記録などについても聞いておくと安心です。

島原市の漏水料金減免制度では、指定工事事業者以外による修理は減免対象外になる条件があるため、料金面でも業者選びが重要です。緊急時ほど慌てて依頼しがちですが、自治体の公式指定一覧を確認することが安全な水道修理の基本となります。