節水と節湯は少し違う
水まわりの省エネでは「節水」だけでなく「節湯」が重要です。お湯を使うと、水道料金に加えてガスや電気などの給湯エネルギーが必要になります。そのため、必要以上にお湯を使わない水栓を選ぶことは、水道とエネルギーの両方の消費削減につながります。
国の「みらいエコ住宅2026事業」では、JIS B 2061:2023に規定される節湯形と同等以上の機能を持つ水栓が補助対象となり、補助額は1か所9,000円です。
水優先吐水や手元止水
節湯水栓には、レバー中央付近では水が出て意図しない給湯器作動を減らす方式や、シャワーヘッドの手元で吐水を止める方式などがあります。少量の手洗いなどで毎回給湯器を作動させない工夫が、年間を通すと省エネにつながります。
交換時は配管状態もチェック
古い水栓を交換する場合、止水栓や接続部の腐食、フレキ管の劣化なども確認します。新品の水栓を取り付けても周辺部品が古いままだと、その部分から漏水する場合があります。
島原半島でも無理のない省エネ対策
大規模リフォームをしなくても、毎日使う水栓を省エネ型に変更することは比較的取り組みやすい対策です。ただし補助制度を使う場合には、事業全体の申請条件や対象型番を確認する必要があります。
設備選定では節水量だけでなく、使いやすさ、必要流量、給湯器との相性、交換部品の入手性も確認し、長期間安心して使用できる製品を選ぶことが大切です。