毎月の水道使用量が急に増えた場合、生活人数や使用状況に変化がなければ宅内漏水を疑う必要があります。南島原市や雲仙市では、家庭でできる確認方法として、水道メーターのパイロットを見る方法を案内しています。
確認手順は比較的簡単です。まず家の中や屋外にある蛇口をすべて閉め、トイレ、洗濯機、食洗機など水を使用する機器が動いていないことを確認します。その状態で水道メーターにある小さなパイロット表示を見ます。水を使っていないにもかかわらずパイロットが少しでも回転していれば、メーターより建物側のどこかで漏水している可能性があります。
漏水場所として多いのは、屋外地中配管、床下配管、トイレのボールタップ、給湯設備周辺、古い継手などです。地中や床下の漏水は水音も聞こえず、地表に水が出ないこともあります。そのまま放置すると水道料金が高くなるだけでなく、床下や基礎周辺を湿らせ、建物に影響する可能性があります。
島原市では道路上の漏水を発見した場合、水道課への連絡を呼び掛けています。道路下の本管漏水は個人では修理できません。また宅内側の修理については、それぞれの市が指定する給水装置工事事業者へ依頼する必要があります。
台風や地震など災害時の断水に備えて止水栓の場所を家族で確認しておくことも有効です。普段から検針票を保管し、前年同月や前月と使用量を比較する習慣を付ければ、漏水の早期発見につながります。