キッチンは水まわり設備の集合体
システムキッチンのリフォームでは収納やデザインに目が向きやすい一方、設備業者の視点では水栓、給水・給湯管、排水トラップ、排水管、食器洗い乾燥機、浄水器など複数の設備を同時に確認する必要があります。TOTOでは現在、システムキッチン「ザ・クラッソ」「ミッテ」などを展開し、水栓やシンク、収納を組み合わせて選べる構成としています。
既存排水管の位置確認が重要
古い住宅では、現在のシステムキッチンと既設排水管の位置が合わないことがあります。無理に横引き配管を長くすると排水勾配が不足し、油脂や食品くずがたまりやすくなる場合があります。キッチン入れ替え前には床下や壁内の排水管位置を確認することが大切です。
水栓は使い方で選ぶ
タッチレス水栓、浄水器一体型、ハンドシャワー式など選択肢は増えています。ただし便利な機能が多いほど、電源、カートリッジ交換、センサー部品など将来の維持管理項目も増えます。井戸水や地域の水質条件によっては、メーカーが定める使用条件の確認も必要です。
島原半島では修理性も重要
長く使う設備では、10年後、15年後に部品を交換できるかという視点も大切です。水栓カートリッジ、止水栓、排水部品など、消耗部品へアクセスしやすい施工にしておくと将来の修理負担を抑えられます。
キッチンリフォームを計画する際は、本体価格だけで比較するのではなく、既存給排水管の状態、食洗機用電源、給湯設備の能力、将来のメンテナンスまで含めて施工会社と打ち合わせることが重要です。